今回は体幹の強化、安定性を向上させるエクササイズで、エクササイズ中の呼吸が重要になります。
ハンドレッドの名前は、肩から腕の上下運動を繰り返し、10回のうち息を吸って5回、残りの5回は吐く動作を1セットとし、これを10セットおこなうことから付けられました。
体幹の強化・安定性向上以外にも、血行促進や腹筋の強化、脊柱の柔軟性向上の効果があります。
本格的なエクササイズを行う前のウォーミングアップでもおこなわれます。
ポジション
膝立ち仰向けで寝て、下肢(テーブルトップ)、腕と頭(カールアップ)の順番にマットから持ち上げる。
注意点
・あごは軽く閉じ、肩の力は抜く
・骨盤のニュートラルポジションはマットと平行
・両脚の間は腰幅をキープする
エクササイズ
腕を上下に動かしながら、息を吸って5回、吐きな
がら5回を1セットで、10セットおこなう。
注意点
・肩から腕を水面を叩くようにスムーズに上下させ、体幹や頭は動かさない
・骨盤のニュートラルポジションは崩さない
修正
上手くポジションが取れなかったり、強度が強い場合
・仰向けで膝を立てたポジションで、腕と頭だけ上げた(カールアップ)でおこなう
・頭はマットに付けたままで、足だけを上げたポジション(テーブルトップポジション)でおこなう
・10セットはおこなわず、セット数を減らす
※セット数はお身体の状態で変わってきますので、無理のない範囲でお願いします
※分かりづらい所はお気軽にスタッフまでどうぞ